漢方では、肥満には「固太りタイプ」と「水太りタイプ」があるとされています。太りやすい、または太ることはストレスと食べすぎだけと思っていましたがプラス体質のタイプがあるとは今回初めて知りました。ですのでここで皆さんにもちょっとだけご紹介すると、漢方の考え方の「虚・実」、「気・血・水」によって今の身体がどういう状態なのかをみながら、固太りタイプか水太りタイプか診断されます。
固太りタイプは、主に食事のとりすぎによって起こり、水太りタイプは主に消化吸収されたものや体に取り込んだ水分がうまく代謝されないために起こると考えられています。
漢方薬もそれぞれのタイプにあったものが処方されます。固太りタイプにもっともよく使われるのが「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」です。防風通聖散は脂肪組織を減少させることが研究からも明らかになって、今、注目されている漢方薬の一つですね。
水太りタイプには利水剤(利尿作用がある漢方薬)の「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」が第一選択となります。さらにストレスで過食し、太ってしまったような場合は、気の異常があると捉え、気を整える漢方薬が利用されます。
もちろん漢方薬だけではダイエットはできません。食事内容の見直し、食事のとり方の修正、運動などと組み合わせていくことが大切です。ダイエットは一気にするのではなく、少しずつ行うことで身体への負担もなくなりキレイに痩せていきます。漢方薬を飲んでも急激に体重が減るわけではありません。漢方と取り入れつつ、気長に取り組んでいきたいですね。